白昼観測記
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暗温室
光落ちた真っ暗な浴室に閉じ込めた唄
「こざかいにしてかけあいのなかあなたかすめあふれる」 誰かの傷が蔓延して ぱたぽたと散り積もる雪の様 重なり留まる静景色 言葉をしまってください 一人で立つ事が出来た実感さえ 独り善がりなのでしょうか? 貝になった私が無情に映っても 多くはない手をも振り切って 何処か遠くへ 例えば自鳴琴の中へ もう消してもいいのかな 人の来ない遊園地みたいだね 駒を集めて周り固めている 大人の顔をした少女の庭 曇った硝子 鏡 異国の城牆 「淡い灯り燈り冷える。」 立ち込める夢煙に巻かれて もう消えてもいいかな 音にしない私が無為に映っても この指は如何しても 明かりを落とすという 何度でも 何度でも 光落ちた真っ暗な浴室に閉じ込める唄 「こざかしいきめもてもめやれずあなたかくれこぼれる」 PR
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