白昼観測記
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STAR DUST
春の芽の様な軽やかな新鮮さで
君はひとり夢見る人 油断している僕へ 時に聴きたくない言葉もくれる もういいんだ 君が真実に無くても どんな堅実な 夢無きただの人でもいい その歌に沈めて もっと鮮やかに浚っていって 君が星になる塵でも もう僻まないでいい様に 子供の目の様な一点直視の純粋さで 君はひとり詩に乗せる あけすけな本心で誰かの影を追い求めて 飽き足りない 君が遠くを見てても どんな綿密な 夢無き策と囲いでもいい その歌に沈めて もっと鮮やかに浚っていって 君が塵になる星でも もう怯まないでいい様に どうかこの空へ散りばめて 在ると紛うほどの幻想を 同じ始まり方 同じ終わり方 少し足りない方が美味しい 香るお茶も甘いお菓子も 君の不完全な芸術も ほら少しの余白を残して去る星屑が 僕をまた少し苦しくする いつか尽きてもいいんだ 君が現実に消えても それでも確かに今 生きている君が僕の目には美しい PR
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